不動産屋の集客の基本

1.まずは自然に選ばれるビジネスモデルを作る。

拙著「経験ゼロでもムリなく稼げる!小さな不動産屋のはじめ方」や「低予算でムリなくムダなく集客できる!小さな不動産屋の儲け方」でも書かせて頂いた通り、小さな不動産屋さんが集客を考える場合、まず個別の集客法を講じるより以前の話として、特別な集客法を講じなくても、ある程度自然に集客が行えるビジネスモデルを考える必要があります。このビジネスモデル作りに失敗してしまいますと、優れた集客法を用いても、ほとんど効果が出ないようなことにもなりかねませんので、まずは、しっかりとビジネスモデル作りに取り組んで頂きたいと思います。

2.ビジネスモデルの作り方

(ここではビジネスモデルという言葉を「誰に対して」「どのようなサービスを提供するのか」という意味で使っています。)
ビジネスモデルは「誰に対して」という部分と「どのようなサービスを提供するのか」という部分をそれぞれ絞り込むことによって作り出します。
たとえば「誰に対して」という部分を「20代後半独身男性に対して」という風に、
「どのようなサービスを提供するのか」という部分を「ワンルームマンション等の仲介サービスを提供する」という風にそれぞれ絞り込むことによってビジネスモデルを作り出すわけです。

なお、
・より詳細なビジネスモデルの絞り込み方や
・ビジネスモデルを絞り込むことが、なぜ自然に集客できるという効果を発揮するのか
などについては、本の方でたくさんのページを割いて解説させて頂いておりますので、本をお持ちの方は、今一度、読み返してみて頂きたいと思います。

3.集客の基本的な考え方

ビジネスモデルを作ることができたら、今度はそのビジネスモデルに基づいて、具体的な集客法を実践していくわけですが、小さな不動産屋さんが集客法を実践する際にしては常に心に留めておくべきことが2つあります。

1つ目は、常に他の不動産屋さんとの差別化を考えるということです。
小さな不動産屋さんにとって、他の不動産屋さんと同質化するということは、存在意義がなくなるということだからです。
たとえば、あなたが一般のお客さんの立場で全く同質のサービスを提供している小さな不動産屋さんと全国的にも名前の通っている大手の不動産屋さんがあったら、どちらの不動産屋さんを利用されるでしょうか。
ほとんどの方が、大手の不動産屋さんの方を利用されることでしょう。
つまり、小さな不動産屋さんが大手の不動産屋さんをおさえて選んでもらうためには、大手の不動産屋さんと差別化すべく、その違いを明確に打ち出さなければならないということです。

2つ目は常に購入者の心理を考えるということです。
お客さんは、いきなり購入の意思決定をするわけではありません。
購入の意思決定をするまでには、何らかのプロセスがあります。
このプロセスは、お客さんによって、多少の違いはありますが、一つだけで、ほぼ100%のお客さんが経ることになるプロセスがあります。
それは「不動産屋さんを信頼する。」というプロセスです。
不動産屋さんのことを信頼できない限り、不動産のような高額なものの購入の意思決定などできるはずがないからです。
そういう意味では小さな不動産屋さんは、まずは信頼を見込み客からの信頼を勝ち得ることにこそ、力を注ぐべきです。
それさえできれば、後はある程度、自然な流れで成約していけるはずですから。

以上が小さな不動産屋さんが集客のことを考えるにあたって、常に心に留めておくべき2つの事項です。
この2つのことを失念して、集客のことを考え始めると、効果が乏しい、見当はずれなことをやってしまいがちになりますので、絶対に忘れることがないように注意して下さい。


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